Press Release
HDXテクノロジの強化でデスクトップ仮想化の導入を促進
〜XenDesktop 4のHDX機能強化により、帯域の使用量を90%削減、
あらゆるネットワークで最適なユーザー体験を提供〜
2009年10月26日
シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社(東京都千代田区霞が関3-2-1、代表取締役社長:マイケル キング)は、本日発表の「Citrix® XenDesktop™ 4」において、市場をリードするHDX™テクノロジの機能強化を行ないました。今回の強化により、全てのユーザーに最適な高品位のユーザーエクスペリエンスがもたらされると同時に、帯域使用量がこれまでのソリューションと比べ、90%削減されます。
XenDesktop 4におけるHDXの最新の機能強化により、ネットワークや接続デバイスの種類に関係なく、マルチメディアコンテンツ、リアルタイムコミュニケーション、USB周辺機器、3Dグラフィックスを快適に利用する優れたユーザーエクスペリエンスが確保されます。マルチメディア用のHDX Adaptive Orchestration(アダプティブオーケストレーション)機能が追加されたことで、XenDesktop 4では、ユーザー独自の要件に応じてパフォーマンスと帯域を動的に最適化できるようになり、最小限のコストで最適なユーザーエクスペリエンスが得られるようになりました。HDXの機能強化を加えたXenDesktop 4は、デスクトップ仮想化の柔軟性とROIを大きく向上する、新たな特徴を幅広く加えています。(同日発表のリリースをご参照ください)
高品位な体験を提供するにはプロトコルだけでは不十分
仮想デスクトップのユーザーエクスペリエンスを最適化する際に、最も大きな課題となるのは、パフォーマンスとネットワーク帯域のバランスです。あるテクノロジはデスクトップの即応性を向上させますが、非常に多くの帯域を消費するため、少数のユーザーに対応するためだけにネットワークインフラに大きな投資を追加しなければなりません。一方、帯域幅を制限するアプローチでは、マウスの動きに対する即応性の不足、低速な画面リフレッシュ、オーディオとビデオの非同期、ディスプレイの歪みなど、ユーザーの使用感に影響を与える多くの問題が生じてしまいます。
Citrix ICA® プロトコルは、ユーザーの使用感を犠牲にすることなく、1億人ものユーザーのアプリケーションの集中管理を可能にするとして、長年にわたって評価されてきました。しかし、ダイナミックに変化していく今日の環境で、あらゆる仮想デスクトップテクノロジを配信するとなると、プロトコルだけでは対応不可能です。エンタープライズクラスの仮想デスクトップソリューションは、あらゆるタイプのネットワーク経由であらゆるタイプのコンテンツを配信し、ネットワーク状態の変化にもダイナミックに対応できるものでなければなりません。デスクトップがホストされている場所にかかわらず、あらゆるロケーションのあらゆるデバイスをサポートすることが必要で、パフォーマンスはそのままに、ユーザーがデバイス、ネットワーク、ロケーションをシームレスに切り替えられなければなりません。そして、それぞれの接続環境で、処理能力と帯域をできるだけ効率的に利用して、インテリジェントに行なう必要があります。
HDXテクノロジはICAの能力を網羅していますが、今日の新しい環境に対応するために、プロトコルレベルを大きく超えたキャパシティを持っています。XenDesktop 4では、Flashマルチメディア、ウェブカメラ、VoIP(Voice-over-IP)、オーディオ、3Dグラフィックスなどの機能強化を行なっています。これらはパフォーマンスと帯域の最適化を目的としたものであり、アプリケーション、帯域、遅延など諸問題に対応する広範なソリューションの構成によって、あらゆるネットワーク経由であらゆるデバイスに高品位な体験を提供します。
- HDX MediaStream for Flash- Flashコンテンツをネイティブ圧縮形式でユーザーのデバイスに送信して、クライアントの処理能力を利用して再生することでクライアントPC並みのパフォーマンスを実現します。今日のマルチメディアコンテンツの利用体験を大きく向上させます。
- HDX RealTime- 帯域の消費を最小限に抑えつつ、ウェブカメラのサポートを可能にし、音声とミュージックオーディオの音質を向上させることで、リアルタイムコミュニケーションを強化します。
- HDX Plug-n-Play- 専用キーボード(Bloombergキーボードなど)とディクテーション装置(Philips Speechmike)などのサポートと同時に、特別なスクリーン配置(U字型、L字型、T字型、逆L字型、逆さT字型など)とさまざまなサイズ、解像度、方向により、マルチモニター構成をカスタマイズできる柔軟性をユーザーに提供します。
- HDX 3D(2009年9月発表) - デスクトップ仮想化をCAD/CAMやエンジニアリング系アプリケーションを利用するユーザーにまで広げ、WAN回線経由でも利用できるようにします。HDX 3Dを使うことで、世界中から人材を集め、それらの人材を高性能デスクトップと3Dアプリケーションと共にすばやく配置しつつ、知的財産を集中管理することができます。
- HDX IntelliCache- インフラ全体で帯域を多く消費するデータやグラフィックをキャッシュし、必要に応じてそれらをもっとも効率的なロケーションから透過的に配信します。遠隔地にいるユーザーのパフォーマンスとネットワーク利用効率を最適化します。
Adaptive Orchestrationテクノロジがこれらに適用されることで、例えば、ユーザーのデバイスの状態とネットワークの遅延や帯域の状態をインテリジェントに評価し、クライアント側とサーバー側のどちらでレンダリングすれば最適な能力を提供できるかを見極めることができます。これらの技術が一体となって動作することで、XenDesktop 4では帯域使用量を90%削減しつつ、最適なパフォーマンスを提供することが可能になっています。これによって、最適なパフォーマンスと最適な帯域利用の理想的なバランスが実現し、あらゆる仮想デスクトップソリューションで最適なユーザーエクスペリエンスを提供することができます。
各HDXの機能の詳しい技術的特性については、Citrixのウェブサイトをご覧ください。
入手方法について
HDXの最新の機能強化が施されたXenDesktop 4は、2009年11月16日より一般向けに提供が開始されます。