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CSアカウンティング株式会社

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「XenServerを導入したことでパフォーマンスも向上し、ストレスなく使えるようになったと利用者には好評です。XenAppの実績で、同じシトリックスのXenServerは相性もよいだろうと考えましたが見事に思惑どおりでした」
CSアカウンティング システム部 サービスデスクグループ グループリーダー
鈴木 孝典 氏

会計・人事のASPサービスをXenServerとXenAppで仮想化。
パフォーマンスと信頼性を向上し、高い顧客満足度を実現

1990年1月、本郷公認会計士事務所(現在、辻・本郷税理士法人)の経理代行部門から独立することで設立されたCSアカウンティング株式会社。同社は、公認会計士、税理士、社会保険労務士などの資格を持つ約150名の専門スタッフが、中堅クラスの上場・非上場企業、外資系企業などを中心に、会計・人事に特化したアウトソーシングや各種コンサルティングサービスをワンストップで提供しています。中核事業のひとつである会計・人事のアウトソーシングでは、2004年よりASPサービスの提供が開始されています。アウトソーシング事業の特長は、会計であれば伝票の起票からタックスプランニング、各種税務申告書の作成までのすべての処理を、人事であれば勤怠管理、給与計算に関わるすべての処理をコンプライアンスに基づいて実現できること。顧客企業からは、会計・人事処理の状況をリアルタイムに把握することができる透明性が高く評価されています。このASPサービスは、当初は他社製の仮想化環境とCitrix XenApp™の組み合わせで実現されていましたが、さらなる機能強化と顧客満足度の向上を目的にシステムの見直しを実施。中核となる仮想化環境としてCitrix XenServer™の採用を決定しました。

課題:アプリケーションへの接続とパフォーマンスが課題に

CSアカウンティングのASPサービスでは、株式会社オービックビジネスコンサルタント(OBC)の基幹業務システムである「奉行シリーズ」をベースとした会計・人事のアウトソーシングを展開しており、約180社、200名以上(2009年10月現在)に及ぶ契約企業の会計・人事担当者が同社のサービスを利用しています。このASPサービスは、データセンターで管理されている物理サーバーに仮想化環境を構築し、仮想サーバー上で動作するCitrix XenAppにより奉行シリーズの会計・人事アプリケーションを外部から利用できる仕組みが実現されています。ASPサービスの利用者は、業務で使用している会社のPCのブラウザからSSL VPNを経由し、Web Interfaceを介してアプリケーションを使うことができます。CSアカウンティングのシステム部 サービスデスクグループ チーフである和泉享幸氏は、「物理サーバーの導入コストおよび運用管理コストを削減することを目的に、仮想化環境の導入を決定しました。また、セキュリティ面の強化を目的にXenAppを導入しています」と、サーバーおよびアプリケーションの仮想化を導入した背景を語ります。ちなみにXenAppは、ASPサービスだけでなく、CSアカウンティング社内の給与、経理、人事担当者も利用しているほか、オフィススイートなどのアプリケーションも一部の社員が利用しています。

しかし他社製の仮想化環境を使用したこのASPサービスは、利用者からパフォーマンスが悪いという指摘が度々ありました。CSアカウンティングのシステム部 サービスデスクグループ グループリーダー、鈴木孝典氏は、次のように語ります。「旧システムでは、まずシステムに接続するまでに時間がかかるという課題がありました。また、アプリケーションに接続した後もタブの切り替えが遅いとか、印刷に時間がかかるなどの指摘が多く寄せられていました」。これらの問題を解決するためにCSアカウンティングでは、仮想化環境を再構築することを決定。XenAppとの相性の良さを評価してXenServerの採用を決定しました。

ソリューション:ASPサービスのすべてをシトリックス製品に移行

CSアカウンティングでは、2009年3月よりXenServerの検証を開始し、5月にXenServerを導入した新しいシステムに移行しています。新しいシステム構成では、物理サーバーにXenServerを導入し、4台の仮想サーバーを構築してXenAppを稼働させ、その上で奉行シリーズを仮想化することによりASPサービスを実現しています。利用者の操作性に関しては旧システムとほとんど変わりはありませんが、セキュリティ対策として導入されていたSSL VPNアプライアンスを、新システムへの移行にあたりCitrixR Secure Gatewayに変更しています。これにより新しいASPサービスでは、PCブラウザからSecure Gatewayを経由して、Web Interfaceにアクセスし、XenApp上の奉行シリーズを使用する仕組みとなっています。

XenServerの導入について和泉氏は、「2カ月間という少し長めの検証期間を取ったのは、XenServerが新しい製品でありいろいろ試してみたかったからです。製品がリリースされたばかりだったので、最初は情報が少なく手探りでの導入という感じでしたが、特に大きな問題なく導入することができました」と話しています。

導入効果:十分なパフォーマンスを確保し、原因不明のシステム停止も解消

XenServerを導入した効果について鈴木氏は、次のように語ります。「XenServerを導入したことでパフォーマンスも向上し、ストレスなく使えるようになったと利用者には好評です。XenAppを使っていた実績があったので、同じシトリックスのXenServerであれば、相性もよいだろうと考えて導入しましたが、見事に思惑どおりでした」。また和泉氏は、「他社製の仮想化環境では6〜7台の仮想サーバーを利用して負荷分散を行っていましたが、XenServerでは4台の仮想サーバーで十分に運用可能になりました。また、アプリケーションに接続するまでの時間や印刷時間などのパフォーマンスに関しても、利用者からまったく指摘されなくなりました」と話しています。さらに旧システムの仮想化環境では、仮想OSそのものに原因不明の問題が発生し、その上の仮想サーバーやアプリケーションもろとも止まってしまうという問題がありました。しかしXenServerに変更してからはこの問題も解消されています。和泉氏は、「ASPサービスのシステムを運用していく上では、システムが停止してしまうことは最も避けたいので、それが解消されたのは大きな導入効果といえます」と話します。

そのほかSecure Gatewayの採用について鈴木氏は、次のように語ります。「他社製のSSL VPNアプライアンスの保守期間がちょうど終了したので、シトリックス製品に統一した方がよいのではないかと思い変更しました。XenAppとの相性や使い勝手は、以前よりよくなったと感じています」。

今後のプラン:XenServerとXenAppの全社展開を計画、XenDesktopにも期待

今後の計画について鈴木氏は、次のように語ります。「最近XenAppをバージョンアップしたので、ストリーミング配信機能を強化していきたいと思っています。一方、XenServerでは、シンプロビジョニング機能を利用することで、より効率的なストレージの活用方法を模索していきたいと思っています」。

また和泉氏は、「現在、XenServerはバージョン5.0ですが、バージョン5.5にアップグレードし、スナップショット機能を使ってバックアップを効率化したいと思っています。また社内システムに関しては、まだ他社製の仮想化環境で稼働しているアプリケーションも残っているので、順次XenServerに移行していくことも考えています」と話しています。今後、CSアカウンティングでは、XenServerおよびXenAppの組み合わせを、ASPサービスだけでなく社内システムへも展開していく計画。その後は、XenDesktopを導入し、社員がいつでも、どこからでも安全にシステムを利用できるデスクトップ仮想化環境を構築していくことも目指しています。

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    • Citrix XenApp はWindows アプリケーションデリバリーのデファクトスタンダードです。アプリケーションの仮想化とアプリケーションストリーミングの2種類のデリバリーで、あらゆるユーザー、あらゆるデバイス、どのようなネットワーク環境からでも最適なアクセス体験を提供します。

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