XenServer 7.2登場

XenServer 7.2 は、XenAppおよびXenDesktopとの統合を更に強化しただけでなく、管理運用負担を大幅に削減し、全く新しいセキュリティ機能を提供します。

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XenApp & XenDesktop との統合を強化

XenServer 7.2 以降、新しいXenServerはXenAppおよびXenDesktopと同期してリリースされるようになりました。またライセンス権が改定され、すべてのXenAppおよびXenDesktopエディションのお客様は、強力なXenServer Enterpriseエディションを、無償でご利用頂けるようになりました。

XenServer 7.2の特許出願中のテクノロジーと組合せることでXenDesktopは、仮想Windows 10デスクトップを利用するあらゆるデバイスで、Windows Continuumの操作性を体験できる唯一のVDIプラットフォーム(現在は評価リリース)を実現します。この機能を利用したXenDesktopのWindows 10仮想デスクトップでは、クライアント端末のハードウェアデバイスがドッキングしたり分離する操作にあわせて、自動的にタブレットモードとデスクトップモードが仮想環境で切り替わるようになりました。

新しいプロビジョニングサービス(PVS)アクセラレータは、デスクトップの起動時間を最大25%短縮、ネットワークの使用帯域幅を最大98%削減、PVSのCPU使用率を最大93%削減する、XenServerでのみ使用可能な技術です。以下のPVSアクセラレータのデモをご覧ください。

このXenServerのLTSRでは、ユーザーは最長10年間のサポートが受けられます(5年間のメインストリームおよび5年間の延長サポート)。これは XenServer を、 XenApp & XenDesktop の LTSR と完全に同期した製品ライフサイクルで運用できる唯一のハイパーバイザーとするものであり、完全なCitrixソリューションの導入を選択するお客様のためのインフラストラクチャの運用計画をとてもシンプルにします。

XenAppおよびXenDesktopをお使いのお客様は、そのライセンスの種類にかかわらず、XenServer Enterprise Editionのすべての機能を使用することができます。さらに、XenAppおよびXenDesktopのすべてのエディションにおいて、以前はPlatinum版のみの機能だったMachine Creation Services (MCS)アクセラレータ技術などの機能が使用できるようになりました。

Nutanix Enterprise Cloud Platform で Citrix XenApp & XenDesktop を導入するお客さまに、XenServer は PVS、高性能な vGPU による 3D 描画、強化されたセキュリティなどの追加機能を提供します。XenServer は、XenApp & XenDesktop と最も緊密に統合されたハイパーバイザーであり、XenApp & XenDesktop と XenServer を Nutanix HCI 環境で稼働させる設計は、インフラストラクチャコスト、ハイパーバイザーコストの大幅な削減を実現しながら、高度な統合機能による性能のメリットを活かせるソリューションとなります。

より柔軟になった運用管理

XenServer 7.2では、ゲストのスナップショットを自動で取得するライフサイクル管理、vSphere環境から移行支援ツールと管理運用性を大幅に向上させる新機能を提供します。

ゲストの仮想マシングループごとに、時間、日、週、月単位のいずれかでスナップショットを簡単にスケジュールして保存できるようになりました。また一方で、この機能は単にスナップショットを採るだけでなく、スナップショットライフサイクル管理機能も提供します。保持するスナップショットの世代数を設定すると、XenServerはそれよりも古くなったスナップショットから自動的に削除します。

ライブパッチは、XenServer 7.1でもたらされた業界初のハイパーバイザー機能です。IT管理者は、再起動せずにアクティブなXenServerをホットパッチ(更新)することにより、パッチ作業の負担を大幅に軽減できます。これは、他のハイパーバイザーにはない機能で、大規模なクラウド事業者ですでに何か月も本番環境にて利用されています。

新しい自動アップデート機能はパッチ作業の負担を大幅に削減します。XenServerは、複数のホストに対する修正プログラムの自動適用をサポートしています。この新しい自動更新技術は、必要な修正プログラムをシトリックスから自動的にダウンロードし、これらのパッチを適切な順序でインストールし、サービス停止を防ぐためにVMを再配置しながらホストを順々に再起動することにより、複数のホストにパッチを一括適用します。

XenServer Conversion Managerにより、Linux仮想マシンを他のハイパーバイザーからXenServerに移行できるようになりました。これにより、VMwareソリューションからの移行が容易になります。XenDesktopからセキュアなLinux仮想デスクトップおよびアプリケーションを配信したいお客さまも、XenServerを活用することで、ハイパーバイザーのライセンスコストをゼロにすることができます。

仮想化セキュリティの革命

XenServerのDirect Inspect APIは、ソフトウェア定義インフラストラクチャのウイルス対策およびマルウェア保護に、パラダイムシフトをもたらしました。この新しい機能の詳細解説とデモは、BitdefenderのHypervisor Introspectionページでご覧ください。

新しく Xen Server 7.1 で提供される Direct Inspect API を活用することにより、史上初のセキュリティソリューションが生まれました。この API を利用することでセキュリティベンダーは、悪意のある活動から「物理PCよりも強固に」仮想マシンを保護することができます。

この革新的なアプローチでは、メモリーで起きている悪意のある活動からの保護を、仮想マシンの中ではなく、外部のハイパーバイザー層で実施します。ゲストOSに不正アクセスしてきたマルウェアはゲストOSからは自身を隠蔽することはできますが、外部のハイパーバイザーによるチェックを逃れることはできません。

このセキュリティソリューションでは、事前に定義されたウイルスのパターンやマルウェアのシグネチュアではなく、ハッカーやウイルス作成者が使用するプログラム的な技法や不正なプログラム固有のメモリ上の振舞いによって不正なコードを検出します。この手法では、未だに既知のパターンが存在しないゼロデイ攻撃からも保護が可能になります。

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