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デジタルワークスペースとは?

デジタルワークスペースとは、アプリケーション、データ、デスクトップを配信し管理するために設計された統合テクノロジーフレームワークです。デスクトップ仮想化やモビリティ管理とは異なり、デジタルワークスペースは単一のテクノロジーではありません。そうではなく、デジタルワークスペースとは、複数のテクノロジーを使用してIT管理を簡素化し、パーソナライズされたエンドユーザーエクスペリエンスを提供するようなワークフォースイネーブルメントに対するアプローチのことです。デジタルワークスペースを成功させるためには、コンテキストに応じたセキュアで統一的なエクスペリエンスをIT部門とユーザーの両者に提供する必要があります。

包括的で完全に統合されたデジタルワークスペースソリューションには、次の機能が含まれています。

デジタルワークスペースがもたらすメリットは?

複数のテクノロジー、プラットフォーム、デバイスを単一のデジタルワークスペースへと統合することで、IT管理を簡素化および保護すると同時に、ユーザーの柔軟性や生産性を高めることができます。

企業や組織は、ハードウェアベースのインフラストラクチャからソフトウェアベースのクラウドへと移行することで、チームが、あらゆるプロジェクトで適切なツールを使用してグローバルな規模でのコラボレーションを行えるようになるなど、競争上の優位性を獲得できます。

デジタルワークスペースがもたらす主なメリットの1つが、新興テクノロジーの戦略的な採用を通じて、生産性に関する指標を改善できることです。ワーカーによるコミュニケーションやプロジェクトにおけるコラボレーションを支援するために設計されたツールにより、既存のワークフロー全体を通じて効率性を高めることができます。

Webブラウザ経由でアクセスできるクラウドベースのテクノロジーにより、従業員は、インターネット接続が可能であれば、どこからでも仕事ができるようになります。さらに、統合されたアプリケーションとデータ構造により、異なる複数のシステムがもたらす制限によって妨げられることなく仕事を進めることが可能となります。

デジタルワークスペースソリューションがもたらすメリットは、コラボレーションやリモートで仕事ができる能力を超えて広がっています。より多くのプロセスがシステム内で統合されるようになるほど、ITマネージャーはより多くのデータへのアクセスを獲得します。適切な分析ツールを使用することで、リーダー層は、このようなデータを活用してセキュリティリスクの特定やプロセスの変革が行えるほか、改善のチャンスを認識できるようになります。リーダー層は、彼らの意思決定を支えるデータを使用することで、プロセス改善プロジェクトのための戦略的計画を立てることができます。さらに、透過性を高めることで、リーダー層はチームをより効果的に管理できるようになります。

デジタルワークスペースはセキュアですか?

過去において、デジタルセキュリティとは、悪意あるアクターによる物理的な窃盗やリモートアクセスから個々のデバイスを保護するための措置を取ることを意味していました。今日、ハイブリッドクラウドおよびマルチクラウドサービスを利用している企業や組織は、それとは異なるアプローチを取る必要があります。数年前まで、ほとんどの企業は、自社データを中央にある場所(通常はオンプレミス)に保存していました。企業や組織がクラウド環境へと移行するにつれ、データはより広く分散されるようになりました。これにより非常に高い効率性がもたらされましたが、その一方で、セキュリティに対するアプローチのやり方が大きく変化しました。

デジタルワークスペースのセキュリティをシームレスなものにするには、エンドユーザーコンピューティング環境をはじめとして、SaaSアプリケーション、およびその他のネットワークトラフィックのソースを取り込む必要があります。クラウドプロバイダーは、サービスをセキュアに保つために莫大な金額を投資しています。組織レベルでは、リーダー層は、ユーザー行動の問題への対処に注力する必要があります。ユーザー行動の指針となるポリシーを設定することが、重要な一歩となります。また、複雑なシステム全体を通じた可視性を強化することで、組織に高額な被害がもたらされる前に、潜在的なセキュリティ脅威を特定することも重要です。

機械学習やユーザーのベストプラクティスを含む高度なテクノロジーの組み合わせは、機密データをセキュアに保つための方法として有効です。デジタルワークスペースを利用することで、リーダー層は、ユーザーの行動をより良く理解できるようになり、プロトコル、ポリシー、ルールに基づいてユーザーを誘導する複雑な意思決定エンジンを開発できるようになります。

デジタルワークスペースはどのように進化していますか?

新しいSaaSソリューションやクラウドソリューションがもたらすデジタルソリューション関連の促進により、進歩の速度はより早くなっています。新しいテクノロジーが登場すると、それは既存のシステムと統合され、その結果として、追加的な機能やリソースが従業員に対して徐々に提供されます。

たとえば、人工知能(AI)や機械学習(ML)のようなテクノロジーは、基本的な処理効率をもたらすだけでなく、より複雑な改善を実現する機会をもたらします。AIおよびMLベースのソリューションは、膨大な量のデータを迅速に処理できるため、これらを利用することで、企業や組織のリーダー層は、より適切な意思決定を行い、市場における自組織の立場をより良く理解できるようになります。

ワークスペースのデジタル変革計画の一環として、デジタルワークスペースは、新しい課題を解決し、不確かなビジネス状況において成功を収めるためのパワーを従業員に提供します。柔軟性の向上とコラボレーション機会の増加と共に、デジタルワークスペースは、イノベーションを起こし、より柔軟になる能力をあらゆるユーザーに提供します。

デバイス、クラウド、テクノロジー、データから構成されるコネクテッド環境を通じて、企業や組織は、ワークプレースの生産性と効率性を向上できます。同時に、IT部門のイノベーションとビジネスの俊敏性の向上を通じて、価値を高めることができます。

詳細については、シトリックスのセキュアデジタルワークスペースをご覧になるか、下記に示すその他のリソースを参照してください。

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